「東洋のパリ」と呼ばれるベトナムのホーチミンは、呼び名の通り美しい街並みが魅力的な観光地です。グルメやショッピングも充実しているので、これからアジア旅行を考えている人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。今回は日本からホーチミンへのアクセス方法や現地の情報をまとめて紹介します。
目次
ホーチミンってこんな街!
ベトナムの経済的中心地として知られるホーチミンは、フランス植民地時代の影響がいまだに残っていて、コロニアル建築の建造物を目にすることができます。その一方で、高層ビルが建ち並んでいたり、雑多なバイク渋滞があったりとさまざまな風景が見られる街です。
観光地としてはサイゴン大教会やベンタイン市場、スイティエン公園などが有名。ドンコイ通りには高級ホテルや商業施設が建ち並んでいて、食事や買い物を楽しめます。
ホーチミン観光のベストシーズンは?
ホーチミンには乾季(11~4月)と雨季(5~10月)の2つのシーズンがあります。乾季は雨が少なく活動しやすいのですが、朝晩は気温が20℃近くまで下がって涼しくなるので長袖の羽織ものがあるといいでしょう。雨季の平均気温は25℃を超えるため、1年中夏の服装で過ごせます。
その中でもベストシーズンは雨季と乾季の境目である11月。この時期は降水量が少なく、日中の平均気温は25℃程度と過ごしやすいため、観光にぴったりです。スケジュールが合う方はこの時期に行ってみるといいでしょう。
ホーチミン行きのフライト情報
ホーチミンのタンソンニャット国際空港には、羽田・成田・中部・関西・福岡空港から直行便が就航しています。空港によって就航している航空会社が変わってくるので、よく比較
してから予約しましょう。
空港名 | 就航している航空会社 | 所要時間 |
---|---|---|
羽田 | 日本航空 | 約5時間50分 |
成田 | 日本航空・全日空・ベトナム航空 | 約6時間 |
中部 | ベトナム航空 | 約5時間40分 |
関西 | ベトナム航空 | 約5時間10分 |
福岡 | ベトナム航空(週1回・日曜のみ) | 約5時間 |
空港から観光地へのアクセス方法
2018年現在、ホーチミンには鉄道が通っていないため、主要な交通手段はバスかタクシーになります。しかし、2020年には都市鉄道が完成すると言われているため、今後は渋滞の緩和に期待できそうです。ここでは空港から主要観光スポットに向かうアクセス方法を紹介します。
ドンコイ通り
オペラハウスやビンコムセンターなど見どころが多いドンコイ通りは、空港からタクシーで約30分、130,500ベトナムドル(約630円)です。また、ベトナムを代表する市場であるベンタイン市場にも近く、徒歩10分程度で到着します。サイゴン大教会もドンコイ通りにあるので、ぜひ行ってみましょう。
チョロン
日本でもなじみ深い、ベトナムの中華街として知られているチョロン。卸売市場や問屋が多く、買い物にはやや不向きですが雰囲気だけでも楽しめるでしょう。
タクシーでチョロンに向かうときには約1時間程度で到着します。また、ベンタイン市場前からはバスが出ているのでリーズナブルに済ませたい方はバスの利用がおすすめです。
クチトンネル
フランス統治時代につくられたクチトンネルは、全長250㎞にわたって張り巡らされた地下トンネル網。現在は観光地となっていて、トンネルに入ると兵士たちの当時の生活ぶりがわかります。
そんなクチトンネルは空港からタクシーに乗れば約2時間、830,000ベトナムドル(約4,000
円)で到着します。公共交通機関が近くに通っていないようなので、タクシーかツアーを利用しましょう。「ベンユオック」と「ベンディン」の2つがありますが、観光の場合は「ベンディン」を選びます。
メコン川クルーズ
ホーチミンのアクティビティとして有名な、メコン川クルーズに参加する場合は、タクシーまたはバスでアクセスしましょう。いずれも2時間ほどかかります。
お手軽に済ませたい方は、旅行会社の日帰りツアーに申し込むのがおすすめ。英語ツアー
を利用すれば約1,000円で楽しめるのでお得です。
まとめ
ホーチミンはリゾート地としても栄えているため、旅先でリラックスしたいと考えている人にもおすすめです。これから航空券の予約を考えている方は「フライトブック」を利用してみてはいかがでしょうか。お得な航空券をゲットできるでしょう。